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アンコール・ワットからの日の出は最高?【東南アジア旅行記④】

以下の記事の続きとなっております。最初から読みたい方は以下リンクから。
いまひとたびのタイへ【東南アジア旅行記①】
アユタヤ遺跡でストリートファイト!【東南アジア旅行記②】
アンコール・ワットに行くつもりが…新たな遺跡へ連れていかれてしまう【東南アジア旅行記③】

Day4

カンボジア到着2日目。昨日ホテルで予約しておいたので、朝4時半にロビーへ行くとおっちゃんが待っていた。今日はこのトゥクトゥクでガイドしてくれるらしい。

軽く挨拶を交わし、早速出発。

トゥクトゥク独り占め。座席も広く乗り心地がよい。こういうのは一人旅の醍醐味だと思う。

アンコール・ワット含む遺跡群を見学するためには、入場券を購入する必要がある。入場券は1Day、3Days、7Daysが購入できるが、諸事情により今回は1Day(37ドル)を購入。ちなみにカンボジア人は無料らしい。

こんな感じの入場券となっている。購入したら終わりではなく、要所要所で確認されるので無くさないようにしよう。ちなみにチケット売り場は5時から空いていたが、既に長蛇の列だった。

この日の日の出は6時半と言われたが、6時の時点でこの人だかり。人多すぎて水面に映る逆さアンコール・ワット撮れないし、なんなら曇りすぎて日の出を見ることは叶わなかった…。機会があれば再チャレンジしたいもののうちの一つである。

気を取り直してアンコール・ワットを見学しよう。こちらがアンコール・ワットの入口。

振り返ってパシャリ。まだどんだけ人おるねん。

第一回廊。アンコール・ワットは第一回廊、第二回廊、第三回廊と3つの回廊に囲まれていて、ここはその一番外側。全長約800メートルもあるそうで、ただ回るだけでもめちゃくちゃ大変。壁には「マハーバーラタ」や「ラーマーヤナ」などのレリーフが刻まれていて、細かく見ていったらきりがない!ここはガイドブック片手にポイントを押さえるのが良いだろう(といいつつここだけで1時間くらい見てしまった)。

十字回廊。第一回廊と第二回廊の境目にある。ここは沐浴池の跡で、昔は参拝者がここで身を清めていたそう。

あと全然関係ないし悪い意味でもないんだけど、中国の女性って大体みんな同じポーズ取るよね。まぁでも日本人も一緒か。

中央祠堂から撮った一枚。中央祠堂へ上がるためには、1つしかないかなり急な階段を登る必要があり、長蛇の列に並ぶ必要がある。時間に限りがある方は最初に中央祠堂へ行くのがいいかも。写真からだと分かりづらいかもしれないが、結構な高さがあるため、高所恐怖症の人は要注意。

アンコール・ワットを見終え帰ろうとしたところ、サルの大群と出くわす。まじでめっちゃいる。しかも観光客が餌を与えてしまうからだろうか、サル達は人間慣れしていて近くまで寄ってくる。

「あぁん?何こっち見てんだよ、エサ寄こせエサ!」と言わんばかりの表情である。サルは嫌いではないが、間近でみるとちょっと怖い。

足早にサルの大群から抜け出し、おっちゃんの元へ。

やはり夏の東南アジアとあってとても暑く、汗だくだくだったが、トゥクトゥク乗っていると風が気持ちよく、すぐに汗も乾いてしまう。

タ・プローム。崩れかけた寺院に巨木が根を張っているのが、とても神秘的かつ自然の力強さを感じた。

バイヨン。アンコール朝最大の宗教都市であった、アンコール・トムの中心寺院。人の顔がめちゃくちゃ並んでる。神様が描かれていたアンコール・ワットとは対照的に、人を表現しているのが印象的だった。

アンコール・ワットではできなかった逆さバイヨン。

こちらはガイドブック等でも紹介されている、いわゆる「象のテラス」。国王の謁見の場として使われていたそう。
僕も国王気分を味わおうとしたが、テラスへ上るのは禁止されていたため断念。

アンコール・トムを見学した後は、休憩も兼ねて昼食を取ることに。床下に水が流れていて過ごしやすいお店。もちろんエアコンなどないがとても涼しい。

お昼ごはんはヌードルとコーラ。ヌードルはインスタントラーメンに野菜を乗せた感じ。ちなみに赤いソースは多分キムチ鍋の素。コーラはまじでどの国で飲んでもコーラの味だから安心感が半端ない。海外のご飯って美味しいけど(美味しくないのもあるけど)、食べなれてない分少なからずストレス溜まるよね…。そんな時でもコーラはうまい。さすが。

お昼ごはんを食べた後も、遺跡群を観光していく。

本来はここで日没を見る予定だった、プノン・バケン。僕が早く回りすぎたため、予定していたコースより多く回ってくれるということになり、日没は別の場所で見ることに。

プノン・バケンから見たアンコール・ワット。遠くから見ると森の奥深くにある神殿感がすごくあって、この写真はお気に入りの1枚。

プノン・バケンから戻る最中、スコールに遭遇。トゥクトゥクのおっちゃんは慣れているのか、すぐさま雨仕様にしてくれてスコールの中を爆走。

10分もすれば雨が止んだ。すごい東南アジアっぽい。晴れたらすぐに元に戻す。おっちゃんできる子。

途中で「ちょっと待ってて!」とトゥクトゥクを降りるおっちゃん。戻ってきたら「はい、これ」と2つの食べ物を渡された。

「美味しいから食べてみなよ」と言われたので、お言葉に甘えていただくことに。

1つ目はちまきみたいにもち米だが、中にバナナが入っていた。初めて食べたがバナナの甘さともち米がいい感じにマッチしていて結構おいしかった。

2つ目は見ての通りバナナを揚げたもの。こちらはバナナが油吸いすぎててちょっと重い。味は普通に美味しかった。

めちゃくちゃたくさん貰ったので、食べきれず、残りは夜食にすることにした。

日没までまだ時間があるということで、お土産を買うがてらオールドマーケットへ。活気溢れる市場。生肉とかも置いてあってちょっと心配になった。

ちなみに、お土産は「クル・クメール」というお店で購入。地元産のハーブを使ったアロマグッズのお店で、中でもアンコール遺跡群をイメージしたミニソープがめちゃくちゃ可愛かった!

写真を撮り忘れてしまったのでお店のリンク張っておきますね。>>こちらをクリック

他にもお土産にピッタリな商品もたくさんあったので、オールドマーケットへ行った際は是非寄ってみてください。(唐突な宣伝。依頼は受けていません。笑)

その後も足つぼマッサージを受けるなどして時間をつぶし、日没スポットへ。

日没スポットとして人気な「プレ・ループ」。残念ながら雲のせいで日没も見れず…。天候に恵まれない一日であった。

その後はホテルへ戻り、晩御飯を食べる。もちろん周りには何もないので、昨日同様ホテル併設のレストランへ行く。

目玉焼き乗せチャーハン。なぜかとろけるチーズがカットされて乗っていた。

酸っぱいスープ。タイでトムヤムクン食べたときには気にならなかったが、パクチーが本当にダメだった。逆になぜトムヤムクンは平気だったのかが謎である…。

さらにこのスープ、驚くことにライスも付いてきた。え、僕チャーハン頼んだんだけど、知ってるよね?そんなに食べられるわけなくない?先に行ってくれればよかったのに。と思いながらやはり食べきれずに残してしまった。ごめん。

今日は4:30から観光開始し、ホテルに戻ってきたのが19:30と実に15時間も活動していてへとへとだったので、お風呂に入りベッドにダイブ。すぐに眠りについた。

…と思ったが、かつてないほどの吐き気で深夜に急に目が覚めた。そのままトイレに直行。

食べ物、暑さ、疲労。心当たりがありすぎて何が原因か全く分からない。分からないままずっと吐き続けた。

しばらくして落ち着いたところで、買っておいたコーラを飲む。やはりコーラは最強。頭痛もひどかったが、その後はちゃんと眠ることができた。

Day5

死んだように起床。

昨日ホテルに帰った時、おっちゃんに今日空港まで送ってくれるということだったので、そのまま寝ているわけにもいかずチェックアウトすることに。

飛行機はお昼過ぎの便で、まだ時間は4時間以上ある。

おっちゃんが朝ごはん食べたか?と聞いてきたがギリギリまで寝ていた僕はもちろん食べていない。するとおすすめのレストランがあるということで連れて行ってくれた。

体調は最悪なのになぜか食欲はあったので、レッドカレーを注文。奥に見える飲み物はもちろんコーラ。

デザートにフルーツ盛り合わせなんか頼んでみたりしてね。ただこのフルーツ盛り合わせ、めっちゃ常温。ぬるい。美味しくない。フルーツを冷やして食べる文化って日本だけなのかね?と軽くカルチャーショックだった。

その後少し街中を観光したりして時間をつぶし、空港へ。おっちゃんとバイバイする間際に「昨日の多く回った分、5ドルちょうだい」と言われる。まぁいろいろお世話になったし空港にも送ってくれたから、ということで気持ちよく5ドルを渡す。

空港では荷物の重量オーバーで追加料金払わされたり、急に搭乗ゲート変わってて空港職員の人に声かけられなかったら危うく乗り遅れるところだったりしたが、なんとか無事に飛行機に乗ることができた。

次は先輩の待つベトナム、ダナンへ!!

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