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いまひとたびのタイへ【東南アジア旅行記①】
Day2
恐怖体験をした翌日にもかかわらず、すっきりと朝を迎える。
こういう時は図太い性格で良かったと思う。
ホテルで朝食を食べ、今日はアユタヤに行くと決めていたので、まずはモーチット駅へ向かう。
アユタヤへ行くためにはいくつか方法があるが、今回は「格安旅」がテーマなので、ミニバスを利用することにした。
これがBTS。韓国の方じゃないよ。正式名称はバンコクスカイラインと言うらしい。
ナナ駅から見たバンコクの街並み。バンコク中心部はかなり発展していて、鉄道網もきちんと整備されているため観光しやすい。
少し話が逸れてしまったが、バンコクの街並みを眺めながらモーチット駅へ到着。
アユタヤ行きのミニバスがある北バスターミナル(チャトゥチャック ミニバスステーション)にて、チケットを購入し、アユタヤへ向かう。
金額は60バーツ(約200円)とかなり安い。ただ座席にあたりはずれがあるそう。僕は少し狭いくらいで済んだ。エアコンはほぼ効いてなかった。
1時間半くらいバスに揺られてアユタヤへ到着。到着するとすぐさまトゥクトゥクのおっちゃんが集まってきた。
気さくに声をかけてくるおっちゃん。何人か聞かれ日本人と答えると、おもむろにポケットから手帳を取り出してきた。
中を覗くと、過去にこのおっちゃんのトゥクトゥクに乗せてもらったであろう日本人のコメントが書かれていた。
昭和50年代のコメントもあって、かなり昔からやってて信用できるよ!と言いたいのだろうか。
読んでいる間ずっと満面の笑みのおっちゃん。
とりあえず16時くらいまでアユタヤを観光したい事を伝えると、1,000バーツと言ってきた。現在12時過ぎのため、1時間当たり250バーツ(約820円)ということか。
とはいえ、今回の旅行は「格安旅」。こんなことで3,000円以上も使ってられるか!俺はレンタルバイクに乗りたいのだ!ということで断る。すると750バーツは?と急な値引き。いやいや、バイクだと大体200バーツくらいなの知ってるんだぞ!ということで再度お断りを入れる。
その後レンタルバイク屋へ向かうも、デポジットとしてパスポートか免許証を預ける必要があるらしい…。
外国で身分証明書預けるの怖いなぁと思い一旦退散。外に出ると、またあのおっちゃんに遭遇。レンタルバイク借りないの?そしたら550バーツでどう?と言われる。もはやほぼ半額。
んー身分証明書預けなくて1,800円くらいならトゥクトゥク乗っても良いかなぁと思い、商談成立!ということで乗せてもらうことに。おっちゃんめっちゃ喜んでた。
どこ行きたい?と聞かれたので、とりあえず観光名所をまわりたい!と伝えると「オッケー!」とトゥクトゥクを走らせてくれた。
これはアユタヤが世界遺産に登録されているよ!という石碑。世界遺産の場所にはどこにでもあるやつ。
ワット・プラ・シー・サーペント。アユタヤ王朝の最初の王宮だった場所で、アユタヤ観光では外せない場所ですね。
18世紀にビルマ(現ミャンマー)軍に侵攻されてしまい、現在は瓦礫や壊れた仏像などが散見されました。
侵攻の際に切り落とされた仏像の頭が、菩提樹(ガジュマル)の木に覆われている「ワット・プラ・マハタート」。
撮影はOKなのだが、自分の頭が仏像より高い位置となることはNG。なぜか警備のおっちゃんがチェックしていて、立って撮影している観光客に注意していた。
ここは他の場所と比べてかなり観光客が多かったので、午前中とか人が少ないタイミングを狙って行くのがベストかも。
トゥクトゥクのおっちゃんに連れられて観光していると、なんか見たことある風景が目に入る。
「おっちゃん停めて!」
おぉ…ここは、わかる人にはわかるだろう…。そう、これはかの有名なストリートファイターⅡ、いわゆるストⅡに出てきたサガットのステージそのものではないか!
ここでリュウとサガットが幾重もの戦いを繰り広げてきたのだろう…ストⅡファンとしては感無量である。
テンションが上がり撮影をしていると、隣でGoproを使って動画を撮っている日本人がいた。「昇竜拳!昇竜拳!」と拳を天に突き出しジャンプしている。考えることは皆同じなようだ…。
さすがに僕は恥ずかしくて真似はできなかったので、心の中で「タイガーショット!」と叫んでおいた。
かなりアユタヤ観光を満喫した僕は、ミニバスの発着場まで戻してもらいトゥクトゥクのおっちゃんとさよならをした。トゥクトゥクの写真を撮り忘れてしまったのが残念である。
ミニバスの時刻表を調べるとまだ出発まで時間があるとのことで、最寄りの小料理店で腹ごしらえをすることに。
パッタイ(50バーツ)。タイ風の焼きそばみたいな感じ。ちょうどこの時期「あなたの番です」が流行っていたので、先輩にLINEで「誰にも神谷をパッタイだなんて言わせねぇ!」という写真付きの小ボケをかますものの、軽快にスルーされてしまう。
ミニバスの時間になったので集合場所に行き、バスへ乗る。行きと打って変わって荷台みたいなところに乗せられる。かなりきつい…。しかもなぜか帰りは70バーツだった…。なぜ10バーツ値上がりしたのか…。
なんとかバンコクに戻ってきたが、暑かったのもありへとへとのままホテルへ戻る。
シャワーを浴びてすぐに寝てしまい、夜の20時過ぎに起床。ここからどこかへ晩御飯を食べに行く気力もなく、近くのコンビニで買ったカップラーメンとタイビールをホテルの部屋でたしなむことに。
アジアはコンビニがあるのが便利ですね。ヨーロッパだと夜の買い物がめんどくさい…。
晩御飯を食べ、明日の準備をしてからすぐに就寝。
Day3
今日はタイ最終日。午後の便でカンボジアへ向かうため、荷物を整理してホテルのチェックアウトを行う。
最終日の今日は、タイのお土産を購入するためにショッピングモールへ行くことに。
いや、大雨が過ぎる。スーツケースをびしゃびしゃに濡らしながらなんとか目的のショッピングモールへ着くことができた。
スーツケースは邪魔なので近くのコインロッカーに入れ、ショッピングモールでお土産を漁る。
一通りお土産を購入し、休憩がてら昼食を取ることに。こちらはカオマンガイ。いくらだったか記憶があいまいだが、確か日本円で300円ちょっとくらいだった気がする。めっちゃ安い。しかも揚げた鶏肉と茹でた鶏肉が両方食べられるのが嬉しいところ。スープも鶏のだしが良く出ていてめっちゃ旨い。まじでタイのごはんは安くて旨い。
デザートにココナッツアイス。ココナッツの実が器になっているのがおしゃれですね。これも安い。旨い。
昼食を食べ終え、空港に向かうためショッピングモールを出ると雨は止んでいました。さすがは東南アジアって感じでした。
ドンムアン空港に到着。若干早めに着いたので、搭乗手続きを済ませ休憩できるところを探す。
食べてばっかりですが、こちらはフォーみたいな感じの食べ物。スープはキムチ鍋の素みたいな味で正直そんなに美味しくなかった…。
そんなこんなで時間をつぶし、やっと飛行機の搭乗時間になった。
搭乗ゲートからバスで飛行機まで行き、自分たちで階段を登って飛行機へ。にしても飛行機めっちゃ小さかった…。
というわけで次はカンボジアへ向かいます!!