ベトナム 東南アジア

フォンニャ=ケバン国立公園で洞窟探検【東南アジア旅行記⑨】

以下の記事の続きとなっております。最初から読みたい方は以下リンクから。
いまひとたびのタイへ【東南アジア旅行記①】
アユタヤ遺跡でストリートファイト!【東南アジア旅行記②】
アンコール・ワットに行くつもりが…新たな遺跡へ連れていかれてしまう【東南アジア旅行記③】
アンコール・ワットからの日の出は最高?【東南アジア旅行記④】
ベトナム屈指のリゾート地、ダナンを旅する【東南アジア旅行記⑤】
ミーソン聖域、ホイアンで日本を感じる【東南アジア旅行記⑥】
ベトナムには猫年がある?ホイアンで知った新事実【東南アジア旅行記⑦】
ベトナムの古都、フエを散策【東南アジア旅行記⑧】

Day8

今回の旅行一目覚めの良い朝を迎える。

やっぱり寝具って大事ね。

朝のドンホイの街並み。とても綺麗でめっちゃ散策したくなった…。もったいない…。

朝ごはんを食べ、ホテルにスーツケースを預け、ホテルの前でツアーのバスを待つ。近くのホテルを回って参加者をピックアップしていくらしい。

どんどん参加者が乗ってくるが、やはり日本人の姿はない。欧米系の人が多く乗ってくる。

出発してから約30分後、目的地のフォンニャ=ケバン国立公園に到着。フォンニャ=ケバン国立公園は、大小300以上もの洞窟がある公園で、世界自然遺産に登録されている。

中でもフォンニャケイブ・パラダイスケイブ・ダークケイブは観光名所として人気である。

フエ等からでも日帰りツアーがあるが、移動に時間がかかる(片道約4時間)ため、基本的にはフォンニャケイブしか行くことができないということを知ったので、せっかくならパラダイスケイブも観光したいと思いドンホイに宿泊したのである。ドンホイからであれば1日に2か所観光できるからだ。

ちなみにダークケイブはアトラクション的要素が強く、欧米人に人気の観光スポットらしい。だから欧米系の人が多かったのか。

一人で欧米人に混ざってダークケイブに行くのはさすがに勇気がなかったので、おじいちゃんおばあちゃんと一緒にフォンニャケイブとパラダイスケイブに行くことにした。

ちなみに、バスの中でガイドさんが話していたが、一番高いツアーは33万円するらしく、約1週間サバイバルをしながら探検するらしい。

パラダイスケイブに行くため、チケット売り場でチケット渡される。もちろん、チケット代はツアー料金に含まれている。

これも記念に欲しかったが、フエと同様使いまわしているため回収されてしまう。

パラダイスケイブの入口は、山の上にあり、洞窟の入口にたどり着くために約1.5㎞の山道を登る必要がある。

約20分くらいかけ、ようやく入口に到着。

入口が狭いので、順番に洞窟内へ入っていく。そして待っている間なんと日本にいる友人から出産報告を受けた。めでたい!!

洞窟内はところどころライトアップされていて、かなり幻想的な雰囲気が広がっていた。

全長は約31kmもあり、アジア最長の洞窟だが、観光客が行けるのは1kmまで。

綺麗な鍾乳洞が一面に広がっている。

奥に先が続いているようだが、観光客が行けるのはここまで。

奥まで行ったら、また1㎞の道を戻り、さらにこの階段を登るのは本当にしんどかった。

パラダイスケイブ観光だけで、なんと5kmも歩かなければいけない!

休憩がてら昼食を食べ、今度はフォンニャケイブへ向かう。

フォンニャケイブは川から入るため、ボートに乗る。良かった、楽できる…。

いざ出発。積極的に一番前を陣取っていく。

5分ほどで洞窟の入口へ到着。入口は狭く、他の観光客と順番待ち。

中がめっちゃ狭い。漕ぎ手の人の頭ぶつかっちゃいそう。

フォンニャケイブもライトアップされているが、自然光も入ってくるので、パラダイスケイブとはまた違った美しさがある。

ボートを降り、上陸。洞窟内からみた外の景色もまた綺麗。

パラダイスケイブとフォンニャケイブの2つの洞窟を満喫したのち、一旦ホテルへ戻る。

バスの時刻までまだ時間があったので、ホテル横のショッピングセンターで時間を潰す。

集合時間になり、フロントで預けていたスーツケースを回収し、ミニバスでバスの停留所へ向かった。

バスへ乗車。料金は25万ドン(約1,250円)で、ハノイまで10時間くらいで到着する。車内は土足厳禁で、乗車の際運転手から靴用のビニール袋を渡された。

バスを待っている間から徐々に体調が悪くなってきていたので、トイレに一番近い最後列の席を確保。シートは固定されており、自動車の助手席をマックスまで倒したくらいの角度。前の人の頭の下に足を入れることができるため意外と快適。日本も夜行バスこれにすればいいのに。

しばらくすると、今度は会社の同期の女の子から、よく通っていた居酒屋の店主の訃報連絡が届く。

新たに生まれる命もあれば、消える命もあるんだなぁ…などとは全く考えられないほどの体調不良により、トイレに篭りっきりなのであった…。

Day9

早朝4:30頃にハノイへ到着する。バスの周りにはタクシーやGrab(バイクタクシー)が群がってきた。

一刻も早くホテルに着きたい僕は、一人のタクシー運転手を捕まえ、ホテルまで行くように伝える。

ハノイで宿泊するホテルは「Lily-Cau Giay Hotel」2泊で176万ドン(約8,800円)。チェックイン時間は14時だったが、今すぐベッドにダイブしたかった僕は、受付のおばちゃんに交渉して0.5泊分(約2,200円)追加することですぐにチェックインさせてもらうことに。

今回も部屋は綺麗。良かった。とりあえず速攻ベッドにインして眠りにつく。

起床。携帯の時計を見ると14時。寝すぎた。当初の予定では午前中にホー・チ・ミン廟に行く予定だったのだが、もう閉まっている時間だ。

残念だがまぁしょうがない。気を取り直して街中に昼食を食べに行くことに。昼食はなぜか無性に日本食が食べたかったので、ネットで調べた恐らくチェーンのお店に決めた。

タクシーを呼んでもらい、お店の住所を伝え向かってもらう。だが、全然到着しない。なんなら同じ道をぐるぐる回っていることに気づく。

この運転手、もしかして道分かってない?

頑張って探してくれているし、もう少し様子を見てみよう、と思ったものの、そのまま20分が経過。

挙句の果てに、もうわからないから降りてくれ、と言われる。もちろん料金はメーター表示の金額で請求された。

いやいやちょ、待てよ!と僕の中の木村拓哉が叫ぶ。百歩譲ってここで降りるのはいい。だがお前が迷った分の料金は請求すんなよ、と。

お互いカタコトの英語で若干喧嘩になっていたが、途中であることに気づく。

これ、別に英語で話す必要なくない?

埒が明かなかったので、英語で話すのを止め、日本語で話し始める僕。困惑する運転手。

結局メーター表示額の約3分の1の5万ドンでいい、ということだったので5万ドンを払ってタクシーを降りる。

すると1本通りを曲がったところに目的の日本料理屋があった。なんやねん。

目的のお店は、ザ・ファミレスみたいで、日本語も話せるウェイターさんがいるお店だった。

注文はかつ丼。味噌汁と漬物が付いて確か1,200~1,300円くらいだった気がする。

味は普通。かつやとかの方がやっぱり美味しい。

食事を終え、当初の予定とはだいぶ違うが観光する。これもまた一人旅の醍醐味。

オペラハウス。フランスの植民地時代に完成した建物で、ここだけ西洋の雰囲気が漂っている。

ホアンキエム湖。ハノイの中心にある大きな湖。

以上、本日の観光でした。

その後はお土産を購入するため、近くのスーパーに寄ったり、カフェで休憩したりして過ごした。

ちなみにベトナムのカフェでブラックコーヒーを頼んではいけない。ベトナムコーヒーのみは正直飲めたもんじゃなかった…。店員さんにも変な顔されるので注意が必要。大人しくミルク入りorアメリカンを頼むのがベスト。

明日も朝が早いため、今日は近くのマックで晩御飯を買い、ホテルへ戻ってゆっくり過ごすことにした。

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