以下の記事の続きとなっております。最初から読みたい方は以下リンクから。
いまひとたびのタイへ【東南アジア旅行記①】
アユタヤ遺跡でストリートファイト!【東南アジア旅行記②】
アンコール・ワットに行くつもりが…新たな遺跡へ連れていかれてしまう【東南アジア旅行記③】
アンコール・ワットからの日の出は最高?【東南アジア旅行記④】
ベトナム屈指のリゾート地、ダナンを旅する【東南アジア旅行記⑤】
ミーソン聖域、ホイアンで日本を感じる【東南アジア旅行記⑥】
ベトナムには猫年がある?ホイアンで知った新事実【東南アジア旅行記⑦】
Day7
今日はベトナム最古の都、フエを観光する。日本でいうところの京都といったところだろうか。
ダナンからフエまで行く方法は、ツアーやバスなど、いくつか方法があるが、今回は電車を選択。正直日本人は全然いなかったが、逆に海外旅行している感じが出て楽しい。費用は8万3千ドン(約415円)。
チケット購入の際、パスポートの提出を求められ、チケットに名前とパスポート番号が記載される。
駅内の売店でお茶とプリングルズを購入し、電車が来るのを待つ。
乗り降りする際、段差が高すぎてスーツケースを持ち上げるのに一苦労で、先に乗っていたおじさんに手伝ってもらった。
座席は柔らかく、座り心地も悪くない。車内はエアコンも効いていて快適だが、やはり海外なので、周りがめちゃくちゃ騒がしい。
発車して少し経ったところで、さすがに昨日の疲れからか、寝てしまった。冷静に考えると荷物とか取られなくて良かった…。笑
3時間ほど電車に乗り、フエ駅へ到着。とりあえず今日はフエではなくドンホイという町に泊まる予定なので、先にドンホイ行きのチケットも購入しておこうとチケット売り場へ向かった。
すると一人のおばちゃんが、どこに行きたいんだと声をかけてきた。14時前後発のドンホイ行きのチケットを買いたいと伝えると、購入列まで連れて行ってくれて、窓口の対応もしてくれた。
めちゃくちゃ親切だなぁと思っていると、「時間までどうするの?観光?ならウチのタクシー乗りなよ」やっぱりタクシーのおばちゃんだったか…。
そもそもスーツケースを持っていたので、タクシーで観光中は荷物預かって欲しいと思っていたので承諾。値段がメーターを使わず100万ドン(約5,000円)と言われたのでそこはメーターを回すようゴリ押し、おばちゃんも渋々承諾。名前はリンさんと言うそう。
フエ市内の全体図。意外とコンパクトに見えるが実際は結構距離がある。
まずはトゥドゥック帝廟へ。入場料は10万ドン(約500円)。蓮池がとても美しく、蓮池を眺めながら優雅にお茶とかしたかった…。
ただ電車の出発というタイムリミットがあるため、若干急いで回る。
若干日本のお寺っぽい雰囲気。
午前中だったからか、意外と人も少なく静かだった。
続いてティエンムー寺へ。小高い場所にあるため、タクシーで来てよかったなと。徒歩だと疲労で死んでいた…。
ティエンムー寺院を観光した後、リンさんに一緒に昼ご飯を食べないか?と誘われたが、時間がないため断る。
ごめんよ…僕だって時間があったら行きたかったさ…。
申し訳ない気持ちを胸に、リンさんに王宮まで連れて行ってもらう。僕が観光している間にご飯食べるってさ。
王宮地図。もはやこれだけで一つの町なのではないかと錯覚してしまうほど広い。
門に必要なのか?上の建物。
王様の威厳を示すために、豪華にしたとかそんな感じだろう。今の日本でこんなことしてたらTwitterですぐ「税金の無駄遣いだ!」とか炎上しそう。
そんなことを考えながらチケット売り場へ向かう。
入場券。15万ドン(750円)。記念に欲しかったが、使いまわしているそうで貰えず。残念。
門を入って正面にある建物。
皇帝が接見や儀式に使用した建物で、昔は女人禁制だったそう。中に玉座もあるが、なぜか撮影禁止だった。
フエはベトナムのちょうど中間にあるため、ベトナム戦争の際にかなり被害を受けたそう。この回廊も修復されたものらしい。だから戦争は(以下略。
そして回廊もそうだが、王宮全体が中国っぽい雰囲気を醸し出している。中国行ったことないからイメージだけど。
やっぱり昔の中国は影響力あったんだなぁ…。
奥に小さい売店があり、蓮池を眺めながらアイスを食べる。
王宮を観光し終え、リンさんと合流。事前にLINEを交換しており、今いる場所まで迎えに来てくれるとのことだったのだが、今いる場所が分からず結局最初の門の近くの駐車場で合流することに。
その後電車に乗り、6時間かけてドンホイへ。
ドンホイは、ガイドブックにすら載っていない小さい町なのですが、明日の観光のために宿泊を決定。
使用した宿は、「ヴィンパール・ホテル・クアン・ビン」というホテルで、なんと1泊130万ドン(約6,500円)!この旅で一番高い!
到着が既に20時を過ぎていたため、散策を断念しすぐさまチェックイン。
併せてホテル内のツアーカウンターで明日のツアーとバスの予約を行う。明日はフォンニャ=ケバン国立公園に洞窟散策し、その後スリーピングバスでハノイへ向かう予定。
部屋めっちゃ綺麗!日本だと数万円はするであろうホテルに格安で泊まれるのは、東南アジア旅ならでは。
昨日までと違い、ちゃんとシャワールームに囲いがある。これで水が浸水する心配もないね!
浴槽も広い!!いつもはシャワーで済ませちゃうけど、今日は湯舟に浸かっちゃおう!
部屋からの夜景。田舎すぎて(失礼)、このホテルより高い建物はなかった。
それにしてもいいホテルだ。室内プールやジム、サウナ等もあるそうで、ただ寝るためだけなのは本当にもったいない…。
ホテル内のレストランでピザを食べ、お風呂にゆっくり浸かり、ふかふかのベッドで眠る。最高!!!